Rough
歌詞-Lyrics
1. 生きる
2. 夏の気配
3. ゴールド
4. 空を眺めて
5. 現在地
6. うたうたい
2018.09.16 release
生きる
いつもどこかで線を引く
「この先立入禁止です」
いつも誰かの声がする
心のなかの裸のヤツ
何をするにも窮屈で
何もしないと退屈で
何かあれば誰かのせい
涙があれば簡単です
さらけ出せ さらけ出せ そのままじゃ
さらけ出せ さらけ出せ 始まらないぞ
さらけ出せ さらけ出せ 闇があるから
さらけ出せ さらけ出せ 光が見える
100年続く長い人生
オギャーと産まれてくるまでが
人生でいちばんの関門
ひとりぼっちで狭い道を
息も絶え絶えに 光目指して
さらけ出せ さらけ出せ そのままに
さらけ出せ さらけ出せ 産まれたままの
さらけ出せ さらけ出せ 赤子のように
さらけ出せ さらけ出せ 全力で愛を 叫べ
生きるってことは
忘れていくこと
すべて知ってて
生まれてくるから
さらけ出せ さらけ出せ そのままに
さらけ出せ さらけ出せ その涙を
さらけ出せ さらけ出せ 深い絶望を
さらけ出せ さらけ出せ 生きる希望を
思い出せ 思い出せ 祈りの意味を
思い出せ 思い出せ 命の意味を
思い出せ 思い出せ 産まれたままの
思い出せ 思い出せ その姿を
思い出せ 思い出せ…
さらけ出せ さらけ出せ…
夏の気配
新しい 見慣れない景色
当たり前になって忘れちゃうから
新しい 履き慣れない靴
ピカピカな 今のうちに
気付いたらもう 夏の匂い
Tシャツ着てさ 家を出よう
特別なことが起こりそうな
この感覚
最高気温40.5度
蜃気楼のような暑さで
忘れないだろう この太陽を
忘れないだろう この体温を
ドキドキがワクワクに変わる時
思い描いた
夢を 夢を
胸のビートを刻み続けよう ずっと
僕は僕のままで いたいから
「きみはだれ?」と
問いを 問うよ
こころは目には見えないとこにあるから
必死に生きた 昨日のきみに
ありがとうって 伝えてみた
雫が 頬を伝った
溢れて落ちる 夏のアスファルト
虹ができた
ドキドキがワクワクに変わる時
思い描いた 夢を 夢を
胸のビートを刻み続けよう ずっと
ありったけを 歌にしよう
ありのままで 歌を歌おう
こころの場所を 探すように
僕は ここで歌う
君は何をする? 今年の夏
ゴールド
太陽が見えるだろう
すべてを包み込む
愛はいつでも
そばに すぐそこに
たしかに そこにある
感じた 温もりが
その証だよ
目には見えないから
ありのままで そのままで
裸のままで いられたら
ありのままで そのままで
それが一番 美しい
頬を伝った雫に
想いを閉じ込め
今日をはじめよう
昨日を終わりにして
ありのままで そのままで
裸のままで いられたら
ありのままで そのままで
それが一番 難しい
逃げよう今は
逃げようどこまでも
遠く忘れるまで
地平線の光まで
いのちを磨いて 金色に輝いて
ひかりになって 飛び立つよ
いつかきっと 僕ならやれるから
ありのままで そのままで
裸のままで いられたら
ありのままで そのままで
それが一番 美しい
あなたのままで
裸のままで いられたら
ありのままで
それが僕の愛
空を眺めて
なにもできない したくないとき
ただ空を眺めて
なんにもない 空っぽになった
心と頭にして
青い青い 雲ひとつない空は
すべて 吸い込むような
少し怖いんだ
そんな 気持ち
なんでもない なんともないと
強がりはもうやめて
何にもない裸になって
いいじゃない完璧じゃない
ひとつひとつ味わっていこう
すべて「おいしい」なんて
ことはないけれど
よく噛んで 食べたいな
まだ終わらない 終わらせはしない
何度だって何度だって
当たり前を繰り返しながら
毎日を生きていこう
なにもできない したくないとき
ただ空を眺めて
なんにもない 空っぽのままの
心と頭にして
いつでも どんなときも
いつか終わりが来たなら
その時はお祝いしよう
いつか終わりが来たなら
それは新たなはじまり
いつか終わりが来たなら (そう何度だって)
その時はお祝いしよう (そう何度だって)
いつか終わりが来たなら (そう何度だって)
それは新たなはじまり (つづく つづく)
うたうたい
またこうして歌がうたえる
頬を伝った涙の
跡が乾いた頃に
またこうして歌がうたえる
またこうして歌がうまれる
身近にいる僕自身を
愛そうと思えたとき
静寂から歌が聴こえる
またこうして歌がうまれる
隣にいるあなたのこと
愛そうと誓ったとき
その想いがうたになる
またこうして歌がうたえる
悲しみに打ちひしがれ
真っ暗な夜が来ても
やがて朝は訪れて
またこうして歌がうたえる
2018-2023 ©️ Takahashi Yuya www.music.yuuya.org